こんにちは鵜飼です。
前回BLOGに引き続き天邪鬼な洒落っ気に溢れたアイテムのご紹介。
昨今の傾向として”クラフト感”のあるアイテムに惹かれる方も多いかと。
素材も天然繊維が主流となり、表情のあるものを好む方が増えてきています。
ファッション業界的にわかりやすい例としては、時間や人の手を渡り風合いが変化した
ヴィンテージアイテムや古着ブームなどもそうですね。
私個人的としましては、洋服に付加価値や希少性を求めておらず
デザインと素材と自分に似合うかどうかが全てです。
そしてデザイナー、生地屋、縫製職人へのリスペクトもあるので
業界に居る人達が幸せになるように現存するブランドの製品が買いたい派です。
Unlimited-lounge-にある商品も同様の感覚で、
現代のレベルの高いプロダクトをセレクトしています。
何が言いたいのかまとまらなくなってきましたが、
久々にヤバイなと思ったものに出会いました。
10数年業界にいると興奮するものに遭遇することが
少なくなってきましたが、これは今年1番興奮した逸品。
それでは。
color : BLACK
size : W42.0cm × H42.0cm
繊細な革糸で編み立てられたレザーバッグ。
革に切れ込みを入れ耐久性を持たせる為の釣り糸のようなものが一本一本仕込まれた非常に手間をかけたもの。
そうして作られた特殊な糸を2本まとめて撚りをかけて糸状にしたものを編み上げて製作しております。
編み物特有の表情とレザーのエイジングを楽しめる唯一無二の逸品。
機械を使わず、床に杭を打ち付けて編み地を張っていく方式で編み立てています。
ニットのように細い革紐を編む機械が存在するわけがなく、
このようにほぼ手作業でしか作ることができない為、気の遠くなるような時間を要します。
素材の量としてもこのサイズのレザーバッグ4〜5個分作るぐらいは必要らしく、
どれだけコストがかかっているのかと思うぐらいの変態っぷり。
バックルレスで紐の長さは自在に変えられるので、
コートの上からでも春はシャツの上からでもバランスよくお使い頂けます。
ミニマムでクリーンな印象のブランドが、振り切ったテクニックや素材を突き詰めるとここまで行ってしまうのかと。
いつの時代でも変わらない素敵な技術の詰まった素晴らしいプロダクトです。
是非手に取ってみてください。
皆様のご来店お待ちしております。
UNLIMITED 鵜飼
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12/3,4 BODHI POPUP & PERSONAL ORDER
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