Interview with “RAINMAKER” designer
20th 別注第一弾これがラストBLOGになります。
どうか最後までお付き合いください。
実は、今回のジャケットとトラウザーズは
私達が冠婚葬祭でも
着用したいと思える物
それが裏テーマでもあります。
とはいえ
一般的なスーツのシルエットとなると、
セットアップとして私服で着る想像が出来るはずもなく、
むしろそのゾーンは既製服に求めるべきじゃないとも思っています。
私は、デザイナーズにしかない余白や
デザインされたシルエット楽しみたいし
自分のプロポーションに左右されない
洗練されたムードを纏っていたい。
時にスーツとして
日常ではセットアップとして
お気に入りのトラウザーズとして
それを満たすべく
最も理想的な形を依頼させて頂きました。

ジャケットのインスピレーション源は、
ジャケットスタイルの偉人“ウィンザー公”が着ていた
ベリードラペルのこのムード
現代スーツ文化に最も影響を与えた人物として知られていますが、
実は170cm 前後と日本人のボディバランスに近いというところと
今見ても全く古く見えることないスタイルに惹かれました
これを現代的にモダンかつ若干のリラックスに
そんなリクエストをRAINMAKERへ
通常のコレクションでは、素材使いも相まって
デザインとして着丈が長めに設定していますが
個人的にはスッキリとさせたくて
身長166-172cmと174cm-180cm
あたりの方に適正な着丈を意図した2サイズの展開です。
私同様小柄な方はサイズ3
高身長の方でジャスト好みならばサイズ3
リラックスであればサイズ5
当日はデザイナーのフィッティングアドバイスを受けながら
袖丈や袖口の仕様を決めて後日お客様だけの
ジャケットに仕上げてお渡しといった流れでございます。




インタビューで語っていた通り
このジャケットはオーダースーツの背景で縫製された特別な1着。
RAINMAKERらしいソフトな仕上がりを目指しつつ、
毛芯という糸でフラシ芯を縫い合わせる本格的なテーラー技術で
仕立てられている所が最もインラインと異なる部分です。
表地との間に適度な遊びが生まれ自然なカーブを描き、
接着芯よりも美しく仕上がりまた剥離が起きない為
恒久的な価値を保ち続けることや、
量産よりも圧倒的に手縫い箇所が多い為
袖を通しジャケットが体に寄せてくれる無二の感覚を
この機会に体感し所持し続けて頂きたい。
国内のジャケット量産縫製工賃の平均1万-2万と言われている中
オーダースーツ背景では縫製工賃が5倍以上かかる上
葛理さんのスペシャルな生地も相まって
価格が別次元となってしまいますが、
私達は高額な洋服をお店のエゴとして押し付けることをしたくはないし
こんな素晴らしい洋服があるんだと知って頂くことに
目的にしているので二度とやりたくないぐらいの
過去最高のコストパフォーマンスで臨んでいます。
RAINMAKERデザイナー渡部さんに初めて出会った17年前
当時22歳だった若造の私が質問攻めにしても
嫌な顔せずテーラードついて教えてくれて
特に印象的だったフラワーホールの”もっとい(元結)”をはじめ
歪んでいるが体が入ると丸みで直線に見えるようになる胸ポケット
ボタンの付け鳥足付け、ペンポケット、カラークロスなど
見る人がみればオーダースーツだなと見て取れるディテールが目白押し
現段階でできる最高峰を形にしたジャケットです。




トラウザーズに関しては、
私達が全幅の信頼をおいている
“WIDE TROUSERS”を軸にしています。
葛理毛織のスペシャルなウールとなれば
圧倒的な履き心地と仕上がりに多いに期待し
安定のクラシック文脈での使い方が出来ることに
皆様が安心感を持って頂ける一本に絶対仕上がるに違いない
ただ私は、そこから脱して
究極のスラックスだからこそカジュアルに履く面白さという
洋服に取り憑かれた男に起こりがちな使い方への
興味が湧いてしまいまして
写真上では説明しなければ分からないレベルの事柄ですが
以前から構想を練っていたマイナーチェンジを依頼しました
“ピンタック無し”
“裾幅 +1cm “
微々たる差かもしれませんがそれによって
溜めて履いた時のムードに大きな差ができ
着用して頂けるとその違いをご理解できるかと
葛理毛織のウール素材の質感も相まって
自画自賛の究極の黒スラックスが完成いたしました。




こちらのトラウザーズは、
デザイナーが日本一のスラックス工場だと語る
最高峰の技術で仕立てられた一本。
表部分では、コインポケット、ピンループやサイドアジャスターなど
RAINMAKERのトラウザーズでは定番のディテールがあり、
クレイジーな部分は全て内側に潜んでいます。
一般的には腰部分に触れるマーベルト(白い布)が
ミシンで縫い付けられているだけですが、ふらし仕立てに。
更に、マーベルトの中の芯も基本は接着芯でベタっとアイロンして
終了が大半の中、芯材までもふらし仕立てという
かなり特殊な仕立てとなっております。
可動が大きくなり、履き心地が
格段に向上することを目指した細やかな縫製方法を活かし、
RAINMAKERのインラインでは内蔵物を全てウォッシャブルとし
トラウザーズなのに洗濯機で丸洗い可能にできているのです。
※今回の葛理さんの素材では不可
当然のように股にシック布が付き
内側のロックミシンは、テープをかませてからロックミシンを。
丈夫さもあり、パイピングのように固くならない独自技術。
最も変態的なのが
フロントファスナーの自然な曲がりによって
起きる微妙な歪みが許せないらしく
左右でテープ幅を変えたファスナーを
YKKに工場がわざわざ別注しているとのこと。




葛利毛織工業の生地は
私達の住む尾州の誇りとも言える
1日に100m以上織ることができる高速織機に比べ、
1日にたったの15mほどしか織ることができません。
耐久性が非常に高く、ションヘル織機で織った生地から
作られた服は長く愛用できることも特徴です。
この素材感は、身体にやさしく馴染み、
5年10年着用しても質感を失わず
プロダクトとして恒久的な価値を保ちます。













02/14(sat) 12:00-
※online 02/15 (sun) 20:00-
SPECIAL ORDER
RAINMAKER × 葛理毛織工業 ×Unlimitedlounge
“DOUBLE BREASTED JACKET”
color:BLACK
size:3 or 5
price ¥138,000 +tax
” WIDE TROUSERS ”
color : BLACK
size:3 or 4 or 5
price ¥65,000 +tax
当日はRAINMAKERデザイナー渡部宏一氏が在店し
お一人様ずつフィッティングのご案内をさせていただきます。
並びが生じた場合には、整理券を配布し、順番に
ご案内いたしますのでその際はスタッフの指示に従って
お並びいただきますよう、お願い申し上げます。
【 schedule 】
RAINMAKER SPECIAL ORDER ” 2/14 – 2/15 “
PETROSOLAUM SPECIAL ORDER ” 3/7 – 3/9 “
【 UNLIMITED -lounge- 】
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3-23-24
NAGOYA FLAT 1F
052-251-6680
https://unlimited-web.jp/