こんにちは、牛丸です。
先週末からBODHI POPUP STOREだったり
BATONERによるカシミヤ祭りだったり
冬らしさというものを全力で
感じていただけている店内。
私自身もカシミヤニットを解禁して
冬に向けてあれこれスタイリングを考え始め、
これからの季節が楽しみでしょうがありません。
そのスタイリングを考える
といった内容とともに
必然的に頭をよぎるのが
アウター類。
ブルゾンやジャケット、
ダウンなどメンズには多種のアウターが
存在すると思いますが
やはり生粋のドレスオタクからすれば
コートの購買を考えるのは必然。
秋冬の展示会は常に
最上級アウターのコートというものには
ついつい目を向けてしまいますし
常に食い気味で試着をし、
スタッフ間で吟味を重ねて
今期に提案したいものを買い付けているのが
当店アンリミテッド。
お店の看板としてコートに関しては
絶対的に仕入れを行い、皆様にご紹介するのですが
時には一目惚れというか
オーラに魅了されてしまい、ついつい仕入れしてしまう
ヤバいやつもいる物なんです。
これに関しては見逃して欲しくない
という欲に駆られてしまって
興奮気味に現在(深夜0時)。
好きなものであれば時間なんて関係ないと思ってますが
発売日当日中には間に合わせたい気持ちを糧に
このBLOGを綴っています。
それでは。







MAATEE&SONS
OVERCOAT 2:1 GABA
COLOR : KHAKI BEIGE
SIZE : 2,3
PRICE : ¥160,000 +tax
寒さにとことん弱い自分は
ベッドから起き始める時、
布団の温もりから抜け出せない。
そんな気候がついに訪れたのかと
冬の意識が明確になり始めた頃に
このブランドは動き出す。
あのMAATEE&SONSから待望のコートが入荷。
当店としてはこのブランドのコート自体
初めてのセレクトとなりますが
初登場としてふさわしいほどの
堂々とした顔立ちとなっています。
所謂、トレンチコートの原型となっている
“タイロッケンコート”
メンズアウターの元祖とも呼べるこの形は
歴史的背景が強い形と私は認識していて
故に屈強な佇まいを想像していました。
しかし、展示会の日に
このコートを試着した時に感じたのは
“脱クラシック”。
元々、風を凌いだり
雨具的な存在で使用されているこのカテゴリーは
“外套”と呼ばれ、道具としてのイメージが強いためか
大抵がギャバジンで製作されていて
無地でシャープな素材感により無機質調。
更にはデザインベースが
1940年代のドイツ軍モーターサイクルコート
ということもあり、
力強くハンサムな威厳のある顔立ちを想像してました。
私の想像通りであれば
まさしく「着られている」
という感覚に近いことが起きると思うし、
コスプレ感が漂ってしまう気がする。
それを払拭するために考えられたデザインと
生地開発へのたゆまぬ努力によって
上手い具合に落とし込めるのが
MAATEE&SONSというブランドの
凄さだと思っています。





今作はコットンとウールに加えて
リネンの3種を組み合わせた
特異なファブリック。
綾織のギャバジン組織ですが
トレンチ的なギャバジンの光沢に
不思議な膨らみ感と
所々にリネン特有の節で
生地自体に表情を持たせている。
そして、独特なベージュカラーは
格式のある色合いでもありますが
チラリとカーキのような色が
光沢とともに顕になることで
玉虫色のように味わい深い見え方に。
どのように織ったのかは
ちっぽけな私の脳みそでは想像できないが
とてつもないオーラは感じ取ることができる素材です。
質感で言えば
通常のギャバジンに比べると
ドレープ性も高いがハリコシも同居し
タイロッケンのAラインシルエットに
ドンズバでハマっている。
もちろん、道具としての魅力もあって
内側には私好みなレッドカラーの
ライナーを仕込んでおり、
防寒性とシーズンレスな魅力も付与している。
(取り外しも可能です)
この不思議な味わいと
安心感を感じさせるプロダクトは
出かける前に自然と手に取るだろうし、
画面越しでも伝わる凛とした佇まいは
大人の方も納得していただけるプロダクトだと思います。



そして数えきれないほど
細かなディテールが散りばめられていますが
一番目を惹く箇所が袖の仕様。
品質タグを見てもらうと
一つ疑問点が出ると思いますが
まさかの中綿表記。
単純に暖かさにも影響しますが
シルエットにボリュームを
もたらすために考えられた設計。
平面的な仕様が特徴のミリタリーウェアを
テーラー的な解釈で
ジャケットやアウターのように
立体的に仕上げている。
この仕様があるからこそ
美しくエレガントな匂いが漂い
私の物欲センサーを揺るがしてきたわけです。








さて、どう着ようかなと考えていましたが
スラックスにシャツは間違いなくハマると思っていて
迫力のあるこの手のコートは
肝になるのが足し算引き算のバランスかと。
個人的気分にはなりますが
渋さのあるアイテムは渋すぎると
格好つけてると感じてしまい
私は苦手。
SAXのニットを差し色にすることで
少しキュートな印象を与え、
抜け感を出してくれるので
キャメルレザーパンツで
グッと重厚感を足したスタイリング。
一発目からベーシックを外してしまいましたが
自分らしさを全面に出したくて
このようなスタイリングになりました笑
もちろん、ブラックレザーでも
全人類大好物なスタイリングだと思うので
お勧めです◎





極端なスタイリング以外であれば
やはり王道は欠かせないので
脱クラシックと言っておきながら
ガッツリクラシックに着てしまいました笑
これが当時のモーターサイクルコートであれば
私は苦手意識が出てきますが
これであればクラシックに着たい。
当店はカジュアルにというよりは
ドレスを崩す意味でデニムの着用は
推奨していまして
この手のエレガントなコートには
必ずデニム合わせをしたくなる。
だからこそ履いているのは
THE RERACSのデニム。
微フレアシルエットのウォッシュ済みのアイテム。
彼らのチームが作るデニムは
カジュアル色が強い
Levi’sなどのアメリカデニムではなく
美しさを際立たせてくれる
丁度いい塩梅のデザインバランス。
シャツやジャケットとも相性良く
デニムが苦手な方にも
もうプッシュしたいアイテムです。
THERERACS RERACS STRAIGHT DENIM PANTS / BLEACH LIGHT BLUE
結局どちらともSAXっぽい差し色に
なっちゃっていますが
自分の色が自然に出たんじゃないかなと思います。
当店の定番ギャバジンのスラックスは
言うまでもなくハマると思いますので
ご自宅のワードローブから引っ張っていただいて
着合わせてみてください。
ブラックのコートではでない
大人の余裕を感じる軽量感を
感じることができると思います。
往年、素晴らしいと言われ続けている
形を更なる高みに引き上げること自体
私にとってはすごく難しいことだと思うし
完成させることは不可能だと思っています。
だからこそ、デザイナーは流石だと思いますし
それを感じ取れるプロダクトは
積極的にご紹介したい。
是非とも一度手に取って
MAATEE&SONSのパワーを感じ取って見て下さい。



そしてこのアイテムとともに
本日11/14から店頭のみで
MAATEE&SONSのデリバリーが発売開始となります。
・OVERCOAT 2:1 GABA
KHAKI BEIGE / 2,3
・CASHMERE P/O SWEATER
薄PINK,MUSK / 2,3,4
・折って折ってJK
CHACOAL / 2,3
・HOODED BL (遅延)
C.GRAY / 1,2
通販につきましては
11/17 (mon) 12:00-からとなります。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
UNLIMITED 牛丸
【 schedule 】
11/8-16 BODHI POPUP
11/21-24 THERERACS 26SS exhibion
【 UNLIMITED -lounge- 】
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄3-23-24
NAGOYA FLAT 1F
052-251-6680
https://unlimited-web.jp/