こんにちは、牛丸です。
GWも終盤戦。
Salomonのイベントも開催させていただき
遠方の方や久方ぶりにご来店された方も多く、大変嬉しく思います。
そして漸く、春夏のデリバリーも落ち着き始めてきました。
今季の主軸、リネンやシルクの天然素材に加えて
化学繊維による新世代の素材達。
シャツやTシャツ以外の軸としてサマーニットなど。
私達が描きたかった空気感というのを
全開で感じていただける店内へと仕上がって参りました。
そのあらゆる洋服の空気感というのを確実に昇華させつつ
ある種の安堵も感じさせるプロダクトを今回ご紹介させていただきます。
そのプロダクトを制作するのは、当店でも長くお付き合いのある
“Aeta“
世界でも有数の皮革産地バングラデシュを背景に上質なレザーを提供し、
日本の職人による洗練されたデザインが魅力のブランド。
最高峰素材の魅力はもちろんですが
個人的にAetaは物作りにおいても一際レベルの高いブランドだと思っています。
当店のInstagramやBlogをご覧になっているお客様はご覧いただいたことがあるかも知れませんが、
2本のレザーを手作業で撚り合わせた糸を丁寧に編み込むことで
オールレザーによる編み込みバッグを製作するなど
長年、レザーを触ってきた経験値から生まれるクオリティのある品々には
いつも脱帽しております、、、。
そんな彼らが原料の良さを最大限に活かすために
余計なディテールを廃し、洗練されたミニマルなデザインを追求したプロダクトが
今回のラインナップとなります。
それでは。
〈 DEER LEATER Series 〉
レザー界のカシミヤと呼び声高く、希少性も高い”ディアレザー”。
所謂、鹿革に該当するのですが
やはり、一番目を引くのはその柔らかなタッチ感。
牛革に比べて、軽量且つ細かい繊維と多くの油分が豊富であるため
程よいしっとりとした素材感は唯一無二。
そして、細かい繊維というのが密集しているため
見た目に反して、摩擦や引き裂きに強く
耐久面でも安心してお使いいただけます。
どうしてもこの手のアイテムだと
『見た目はかっこいいのだけれど、扱いにくいのでは』
と思われるデメリットが、いい意味で払拭されているのが鹿皮です。
その最高峰の素材を更なる高みに連れて行けるのが
Aetaの技術力です。
単純に柔らかいと素材的にドレープしやすく
クタっとした印象になりがちですが
裏地の使い方や縫製方法。
長年の経験値から
バックとしての”立体感“を残せる
確かな実力を感じていただけるかと。
そして、私達が今季勧めるリネンやシルク
柔らかなテキスタイルにも静かに収まるプロダクトとして
今シーズンのバランスにも好相性。
より、親和性を高めるために
小振りなラインナップでご用意しております。
color : BLACK
size : F
price : ¥42,000 +tax
color : BLACK
size : F
price : ¥38,000 +tax
color : BLACK
size : F
price : ¥59,000 +tax
color : BLACK
size : F
price : ¥47,000 +tax
また、鹿革は”希少性”が高いと言われていますが
世界的に食べる文化が少ないというのが主な理由。
これほどまでの素材であれば
多くの方に気に入っていただけますし
数多のバックブランドが必ず提案するはずだと思います。
ですが、世の中には牛革などが多い。
牛革や羊革も同様に”食用”で飼育される動物であるが故に
流通も多く安定した供給がされますが
鹿革に関しては、
牛や豚とは違い、食文化が世界で見ても少なく
故に、流通量が安定しない素材と認識して貰えると。
当店でも毎シーズン欠かさずに仕入れしているシリーズですが
Aetaの社長さんとお話ししている際に
・鹿を多く消費していた国が食べることが少なくなった。
・鹿は養鹿が少なく、狩猟で傷がついてるものが多い。
だからこそ、選別し生産に至るためまでに
時間がかかり、コストもかかる。
なので年々、鹿革は高騰していくそうです。
それでもなお、鹿革の素晴らしさを提案している
Aetaは心から応援していますし、
皆様に手に取っていただきたいです。
UNLIMITED 牛丸
【25ss schedule 】
5/9-11 THE RERACS 25AW Exhibition
【 UNLIMITED -lounge- 】
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愛知県名古屋市中区栄3-23-24
NAGOYA FLAT 1F
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