こんにちは、永井です。

秋冬の入荷ラッシュが続いていたこともあり、

商品紹介まで回りきらずでしたがようやく落ち着いてきました、、、。

最近のお店事情はというと、

つい１週間前までお店の半分以上が

春夏物で埋まっておりましたが

今では店内のほとんどが秋冬で埋まっていて

お店のブログやインスタグラム用の撮影も秋冬物に、、。

猛暑の中、ヘトヘトになりながらの撮影は

夏の終わりと秋の訪れとして

お店では毎年恒例の風物詩となっています。笑

毎年恒例の風物詩を感じたことで

僕らも心機一転、

気合いを入れて新たなシーズンに向けて

着々と準備しているのが現状です。

皆さんが楽しい、嬉しいと喜んで頂く為

僕たちは日々アップデートして、

ワクワクして頂ける様な事を企んでいますので

今年の秋冬もお付き合い頂けると嬉しいです!

さて、本題に入りますが今回、

秋冬ブログ１発目。

記念すべき24AW 第一号は

当店の顔であり、

永井の最も着用しているブランドでもある

レインメーカー。

当店に通うお客様の中でも

特にユーザーが多く愛されていて、

スタイリングの毛色が違う

ラウンジメンバーでも全員1着は

ワードローブに入っている愛されぶり。

どうしてここまで愛されるのか。

その魅力を少しでもこのブログを通じて

お伝えできたらと思います。

少し長尺になる気がしますが、

最後までお付き合い下さいませ。

それでは。

RAINMAKER :  DOUBLE BREASTED JACKET / STEEL

RAINMAKER :  WIDE TROUSERS / STEEL

RAINMAKER :  DOUBLE BREASTED JACKET

RAINMAKER : WIDE TROUSERS / SEPIA

同ブランドの魅力を語るには外せないのが

セットアップ。

ブランド創成期から展開し続けていて

当店としてもお取り引きを始めてから

毎シーズン欠かすことなくセレクトし続け、

お店の陣容的にも絶対的な位置付けとして

提案しております。

約10年近くお店でもレインメーカーの

セットアップを提案し続けていますが、

文脈に沿いながら

時代感に合わせた巧みな表現によって

新鮮さを失うことなく今日まで続いていて

1セット、2セットと複数所持される方も多く、

長い間支持され続けています。

歴史的なリソースや文脈を

現代的な視点で解釈する独自の切り口で

展開されるオリジナリティと

文脈を無視することのない

一貫性のあるモノづくり、

そして和洋の文脈に沿ったモード×トラッドの表現。

目に見えない震度の深さが沢山の方に

長い間支持を得ている理由ではないかなと

個人的には思っていて

私自身もまた、その魅力に惹き込まれている

一ファンでもあります。

前述でお伝えしましたが、

当店の中でも特段に支持率の高い

ジャケットセットアップ。

特にダブルブレストの形は永井の大好物でして、、、

鵜飼からレインメーカーのバトンを渡されてからは

ずっとセレクトし続けている品番で

今季も２色でセレクト。

私自身、今季物も合わせて

ダブルジャケットで3着目、パンツに関しては4本目

とかなり愛用しているセットアップです。

お店では同生地でジャケットの組下になるパンツが

2型展開しているのですが、

ここでは永井推しのワイドトラウザーズでの合わせで

後ほどご紹介していきます。

まずは上から。

RAINMAKER : DOUBLE BREASTED JACKET / STEEL

LEMAIRE  : CREW NECK JUMPER / ANTHRACITE

RAINMAKER :  DOUBLE BREASTED JACKET / STEEL

LEMAIRE :  CREW NECK JUMPER / ANTHRACITE

RAINMAKER :  DOUBLE BREASTED JACKET / SEPIA

LEMAIRE :  CREW NECK JUMPER / HAZELNUT BRO

RAINMAKER  : DOUBLE BREASTED JACKET / SEPIA

LEMAIRE  : CREW NECK JUMPER / HAZELNUT BRO

LEMAIRE :  PIPED CREPE SLIPPERS / DARK BROWN

今回はポリエステル100%の

ダブルサテン素材で展開。

膨らみ感のあるソフトな風合いと

独特な落ち感が特徴で脱力感のある素材なので

テーラードスタイルの緊張感をちょうど良く崩し日常使い

という点で畏まった印象が薄れて

お洒落着として取り入れてくださる方も多い気がしています。

24SS から続いているシルエットバランスは変わらずで

純のテーラードなら付いている肩パッドを廃することで

肩の傾斜が緩やかになり、着飾ったものではなく着る人の雰囲気に溶け込む様な柔和な印象に仕上げてくれるので

タウンユースとしてガンガン使って貰いたい。

ご自宅で洗濯OKでシワになりづらい反発性のある素材ですのでアイロン要らずの優等生ぶり。

なのでガンガン使ってくださいと声を大にして伝えれる所以でもあります。

RAINMAKER :  WIDE TROUSERS / STEEL

beta post  : Long belt / Black

RAINMAKER  :  WIDE TROUSERS / SEPIA

LEMAIRE  : PIPED CREPE SLIPPERS / DARK BROWN

ジャケット同様のダブルサテンを使用した

ブランドを代表するトラウザーズ。

こちらも当店では

毎年欠かさずセレクトしてる

お店の代表的な

ワイドストレートシルエットのスラックスであり、

永井が考えるレインメーカースタイルには

必要不可欠な１本です。

何が魅力なのか一概にこれだ！と

お伝えするのはなかなか難しいのですが、

あえてお伝えするのであれば

「 わずかな慎ましさ 」

を感じられる事だと思います。

レインメーカーの作る製品全てにいえることですが、

脱力感の中に品格があり、そのバランスの良さがわずかな慎ましさを感じさせ、

なんか雰囲気格好いいなと魅力に繋がっている気がしてます。

物の良さとしての話になりますが、

街でよく目にするスラックスは

アイロンで折り目をつけたセンタープレスが多いと思います。

ですが、レインメーカーのスラックスは

折り目で終わらすことはなく、

折り目のつまみ部分を上から下まで縫うことで

定期的なアイロンやプレスを不要にしてくれる

ユーザー目線の気の利いた仕様になっている点や

ウエスト部分の腰裏や天狗仕立てを採用することで

フィット感をより向上させ、

快適な着心地へとグレードアップしている点、

そして伸縮性のあるダブルサテンの生地を使っているので

ストレスフリーかつイージーケアと

ユーザーからしたら最強の組み合わせなのでは？

と思ってしまう程、隙のないクオリティの高さも

物としての魅力かなと思います。

ジャケットとパンツそれぞれポイントを絞ってお伝えしましたが、

僕としてはやはりジャケットセットアップがおすすめです。

セパレートでも充分使いやすくてかっこいいのですが、

ここは突き抜けてかっこいいと思う物を勧めたい。

僕の提案するこのスタイルは

英国クラシック代表的なスタイルですが

ブリティッシュ特有の畏まった印象にはならず、

真逆の柔らかで中性的な雰囲気。

このギャップが個人的には良いと思っていて、

英国クラシックのように迫力あるシルエットバランスで

素材の選定はイタリアスーツのように

柔らかく、軽くてソフトな質感で機能的と

多くの文脈を感じられる新鮮さがあり

ロマンがあるセットアップだと思います。

物としてのかっこよさは勿論ですが、

背景にある思想や文脈を読み解く面白さも

含めておすすめ出来たらと思います。

レインメーカーを知り深く知ってもらい、

着て気に入って出会えてよかったと思って貰えたらなと。

着てみたいな。から着続けたい。まで変わっていく

そのきっかけを提案できたらと思います。

UNLIMITED     永井

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