こんにちは、タシロです。
前回に引き続き小物をご紹介。
魅力を掘り下げるべく、今回も革です。
unlimitedのスタイルの定番として提案し続けているこちら。
観る人の思考を促すこと。
をコンセプトに、毎シーズン様々な角度から
私たちをワクワクさせてくれるbeta post
1LDK annexで取り扱いのある
ed robert judsonとはまた異なり、より実験的な内容として。
そんなベータの初期から提案されているロングベルト。
当店でも欠かさずセレクトしておりますが、
このプロダクトをベースに様々な要素が
絡み合うコレクションとなっております。
工業用の部品を用いることで、装飾的な要素を削ぎ、
革とのコンビネーションが双方の良さを引き上げ合っている印象。
一番の特徴として、バックル裏にあるプレートによって、
振り子の原理を用いたベルトを固定する仕組み。
ピンを必要としないこの仕組みが画期的であり、
これによってどんなウエスト幅でも対応できる、
本当の意味でのフリーサイズを提案いたします。
使われる革はイタリア、トスカーナ地方で
伝統的な鞣し製法となるバケッタレザー。
ベジタブルタンニンにて長時間かけて
ゆっくりとオイルを染み込ませながら鞣すことで、
しっとりとした手触りに、ベジタブルならではの風合いある革表情が特徴。
この温かみある風合いと、工業由来のバックルのギャップが
私たちを魅了する一つでもあります。
3mmのもっちりとした厚み。
皮を触る上での満足感がこの厚みにあるように感じます。
バケッタレザーの最もな魅力して経年変化が挙げられます。
革なんて全部そうだろ。となってしまうところですが、
特にバケッタは如実にその強みがあります。
今回セレクトした2色であれば、
艶に関してはどちらもグッと増し。
ブラックは増した艶によって色気ある表情に。
キャメルは加えて色のトーンが深くなるので、
さらにコックリとした味わい深いブラウンに近くなっていきます。
スタッフ全員がこのベルトを使っているので、
経年変化については店頭で実際に見ていただけたらと。
遠方の方で変化が気になる場合は
お問い合わせいただければお写真でご覧いただけます。
おそらくこの写真ですと、一般的な革の艶かと。
これがググッと艶がかってくると思うと、
気分が上がらずにはいられませんよね。
余談ですが、自分は同じくバケッタのカードケースを。
鵜飼はロングウォレットを愛用しており、
まさしくその変化に魅了された2人でございます。
フリーサイズということで元の設定が
大変長いベルトとなっております。
店頭購入いただいた方はお好きな長さで私たちがカットさせていただきます。
遠方の方はご自身で切っていただく形となりますが、
カッターで簡単に切れるのでハードルはそこまで高くないかと。
コツとして先端の面が斜めになるように刃を入れていただくと、
着用の際にスムーズにバックルに通していただけますよ。
是非。
Unlimited.-lounge- タシロ
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