前回BLOG ”DAVID & JOHN ANDERSON 200/2” では
別注企画の生地に関してご説明しましたが、
今回は別注の詳細についてご紹介したいと思います。
“TheCLASIK for UNLIMITED DJA COLLERLESS SHIRT / CLASSIC SHIRT”
color:micro check
size:46,48
price:¥37,500 / ¥38,000
”DAVID & JOHN ANDERSON 200/2”で書いた様子から汲み取って頂けたかと思います。
単純にTheCLASIKが作るDJAのシャツに惚れて、これしか皆様に届ける方法がなかった為
一反生地を買って、一反分シャツを作りました。
トレンドだからとか、売れそうだからとかそういうモチベーションの別注では
全くなくって買って下さったお客様から数年経っても”本当に買ってよかった”と
そう言って頂ける洋服こそこの世に産み出す意義があると私は思うので。
選んだ生地は、デザイナーがピックアップした中でも一際モダンな白と黒のグラフチェック。
企画が進行していく前から私と田代の中では、この生地の存在を認識していて、
生地選びは奇跡なのか偶然なのか見つけた瞬間に即決。
スーツに合わせるような高級オーダーシャツで無地やストライプ以外を選ぶ方も少ないでしょうから、
一反買い付けするお店もないだろうし、もしこの一反が国内で最後の生地ならば、
もの凄く希少性が高くなるんじゃないかとポジティブに捉えてみようと思います。
“カラーレス”と”レギュラーカラー”の2種共にリラックスしたボックスシルエット。
ドレスシャツのようにかっちりとしたアイロン仕上げではなく、
製品洗いをしてシルキーながらナチュラルな風合いを楽しめる設計になっています。
最高級素材を洗い晒しで着る前提で、シルエットや縫製方法も考えた作り込みに。
素材のしなやかさを最大限に活かす、襟やカフスはフラシの状態に。
“フラシ”とは、”表側の生地/芯地/裏側の身生地”3つの布のパーツで構成されており、
そのいずれも糊でくっついておらず、3枚独立した状態を”フラシ”と呼びます。
この3枚の布は微妙に大きさと形状が異なり、出来上がりの衿の折り返しを想定して
内側と外側の円周差を考慮して形を変えています。
形の異なる3枚の布を同時に縫い合わせることは、生地が柔らかくなるほど
技術が必要になってきてこのレベルの生地を縫える工場も国内でも僅かだそうです。
基本的には洗い晒しを推奨しますが、
スチーム等でシワを伸ばし綺麗に着るのも間違いなく素敵です。
ただシャツはシワなく綺麗に着る物だと思っている方にこそ
このレベルだからこそ洗い晒しの着こなしが成立し、新たな扉が開いたら良いなとも思っています。
私も基本的にはシャツはパリッと着る方を好んでいましたが、
DJAならば断然洗い晒し派です。
そして、洗えば洗うほど糸が膨らみ素材の柔らかさが増していくので
手洗いでも、洗濯機でも気兼ねなく洗ってください。何十回でも何百回でも。
前回BLOGで書いた通り、厳選に厳選を重ねた原料で織られた素材ですから安心してください。
今回お買い求めいただいたシャツは、
全てこちらのボックスに納めてお渡しさせて頂きます。
最高級の原料、最高峰の技術と伝統が集約されたDJAの生地は、
まさにTheCLASIKのブランドコンセプトそのものとデザイナーが語っていました。
ブランドの根底にあるものを崩さず、至高な別注に仕上がったと思います。
4/29(土) 12:00- 店頭発売
4/30(日)19:00- ONLINESTART
皆様のご来店お待ちしております。
Unlimited 鵜飼
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[23ss infomation]
4/29 TheCLASIK for Unlimited exclusive ITEM
[ EVENT schedule ]
4/29-5/7 salomon POPUP
5/12-5/14 THERERACS 23AW Guestpreview
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【 MON – FRI 】13:00 – 19:00 ※ closed on Tuesday
【 SAT,SUN,HOLIDAYS 】12:00 – 19:00